出会いからイノベーションを生み出す

世界に挑むビジネス・プラットフォーム

Sansan株式会社は、2007年の創業から13期目となる2019年6月19日に、東京証券取引所マザーズ(証券コード:4443)へ上場いたしました。ここに謹んでご報告申し上げるとともに、これまでの皆さまのご支援、ご高配に心から感謝申し上げます。

 

当社グループは、「出会いからイノベーションを生み出す」ということをミッションに掲げ、創業以来一貫して名刺管理を軸としたビジネスを展開し、当該市場をリードしてまいりました。そして現在では、名刺管理だけに留まらず、ビジネス・プラットフォームとして、企業やビジネスパーソンが抱える課題の解決につながるさまざまなソリューションサービスを提供しております。この背景には、当社のサービスによって、生産性の向上といった一側面だけではなく、ビジネスや人と人の出会いそのもののあり方の進化や、新たなビジネス機会の創出等に寄与していきたいという強い思いがあります。

 

創業からこれまでを振り返ると、大きく2つのフェーズがありました。
最初のフェーズである2007年から2012年までの6年間では、約7,000万円の資金調達を行いました。SaaSビジネス全盛の今からみると小さな額ではありましたが、当時の時代背景や市場環境等も考慮した上で、その資本で会社を運営し、利益水準も意識しながら事業を伸ばしてまいりました。そして、次のフェーズである2013年から2018年までの6年間では、SaaSビジネスに対する事業環境の変化をタイムリーに捉え、総額100億円を超える資金調達を行い、テレビコマーシャルを中心とした広告宣伝活動や人材採用等の先行投資を強化し、売上高の成長を追求してまいりました。

 

この結果、創業以来、売上高の年平均成長率は50%を超える水準となり、2019年5月期の売上高は102億6百万円に拡大いたしました。また、2020年5月期の売上高については、前年同期比35.4%増の成長を見込んでおります。常に「非連続な成長を実現すること」を目標に掲げ、強い意思をもって会社経営、事業運営に取り組んできた結果として、成長を止めることなく前進を続けることができたと捉えております。

 

そして、これからも、常に新しいフェーズを創っていく必要があります。当社の提供するサービスは、強固なビジネス・プラットフォームになり得る要件を数多く兼ね備えており、「世界に挑むビジネス・プラットフォーム」として、さまざまな取り組みを進めてまいります。これまでの延長であるオーガニックでの強い成長に、非オーガニックでの成長も付加していくことで、事業成長を加速させ、株主価値及び企業価値の最大化を図ってまいります。

 

株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも当社グループへのより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2019年7月12日
代表取締役社長 寺田親弘